北海道や日本海側の地方では大雪が続いていたり、ここ関東でも最高気温が10度に達しなかったり、本格的な冬がきてしまいました。この時期になると、空気の乾燥から風邪やインフルエンザに感染する子が増えてきます。当園では、インフルエンザの感染は、まだ発生していないようですが、姉妹園では流行が始まっています。予防接種などを受けていただきながら、感染予防に努めると共に、もし感染してしまってもゆっくり休養して、少しでも早く元気になってほしいと思います。
さて、本日で2学期が終了します。今学期は、幼稚園の2大イベントである運動会と遊戯発表会がありました。協力したり励まし合ったり、喜んだり悔しがったり、クラス毎に団結して臨んだ行事で大いに盛り上がりました。その合間を縫ってお芋掘りや父母の会主催のフリーマーケットやおもちつきがあり、忙しい2学期でしたが、一つ一つ行事を経験するたびに、心身ともにぐんぐん大きくなる園児たちです。大きな行事だけでなく、毎日の保育もクラスで様々展開されています。その様子はクラスだよりでお伝えしていますが、お子様の説明だけではわからなかった事が、「この事を言っていたのね、やっとわかった!」と理解を深めていただく役割を、クラスだよりは担っているのではないでしょうか。
各ご家庭でも、集団生活の中の我が子の得意不得意が少しずつ見えてきたり、使える単語がどんどん増えて話す言葉もしっかりしてきて会話が豊かになってきたり、新しい友達の名前が次々増えて交友関係が豊かになってきたり、あらためて『幼稚園時代の子どもって面白いなあ〜・・・』なんて思っているのではないでしょうか?また、面白いだけではなく、子どもを持って、育ててみて味わえる幸せを感じることができるのもこの時期が一番です。『パパ、ママ!!』と慕われ、『僕を・私を見て見て!』と言ってくれるのも今です。というか今しかありません!この面白い時期はあっという間に終わってしまいます。だからこそこの時期を大切に!と思います。触れてさわって、関わって、我が子の可愛らしさを充分味わって下さい。この時期を親子で関わりながら豊かに過ごせると、中学生高校生になっても、ずっと先も豊かだと思います。
明日から親子で過ごす時間がたっぷりある冬休みです。大人は何かと忙しい師走ですが、子どもの言葉に耳を傾け、一緒に楽しむ時間を意識して多くとって欲しいです。今している事は子どもの記憶に残るものなんだ、ということをどこかで思いながら楽しい冬休みをお過ごしください。冬休みが終わったら、子ども達に冬休みの思い出話を聴くのが楽しみです。
1月から始まる3学期は、一番短いわりには大切な学期です。年長さんは、進学に向けて小学生との交流も行なわれ、自分たちも小学生になるという自覚が沸いてきます。また、年中・年少さんも、進級すると一つずつお兄さんお姉さんになるという意識が芽生え、「今度は○○組になりたいな〜!」という子どもが増えてきます。でも、4月にはお友達と違うクラスになってしまうかもしれないという寂しさも味わいます。健康には十分留意していただいて、3学期の始業式には、元気に登園してほしいと願っています。それでは、良いお年をお迎えください。
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